※こちらのイベントは現在終了しています。
ここは夢の国か。
仕事が一段落したのでようやく行くことができました。
グランフロント大阪で開催中の「藤子・F・不二雄展」です。
80年代初頭生まれの私にとって、藤子不二雄作品はいつも身近にありました。
ドラえもん、オバQ、エスパー魔美、チンプイ、21エモン、キテレツなど今も心に残る作品ばかりです。
約10年前には「ぼくドラえもん」をコンプリート、5年前からは「藤子・F・不二雄 大全集」を購読開始という藤子不二雄オタクとしては何としても行っておかなければならないイベントでした。
グランフロント大阪はイベントスペースがいっぱい
昨年開業したグランフロント大阪はショップだけではありません。
オフィス棟のほか企業ブースやイベントスペースもある複合施設です。
藤子・F・不二雄展は北館で開催しております。
北館の中央ホールからすぐのところに会場の入り口を教えてくれるのが、そうドラえもんです。
これだけで会場がすぐそこだということが分かります。
エスカレータで地下1階に降りてチケットを購入します。
会場入り口にはなんとも贅沢なパネルが!
ドラえもん、パーマン、コロ助、オバQ、ウメ星デンカ、モジャ公たちとF先生が記念写真を撮ったような画。これだけでも感動ものです。
(※ちなみに写真撮影OKなのはここと最後のなりきりスペースのみです)
中は原画やF先生の私物でいっぱい
会場の中は原画や先生が愛用されたパイプ、まんがを描く道具などが展示されています。
ちなみに複製原画については、額縁の端にコピーロボットのアイコンが付いているというファンにはたまらない演出。
またF先生とA先生が中学から高校の頃描いていた肉筆同人回覧雑誌「少太陽」(本物)も展示されています。
漫画のほかに小説、絵物語などが収録され、近所の子どもたちが夢中になって回し読みしたということがひしひしと伝わってくる本です。
※このあたりのお話は「まんが道」でも綴られていましたね。雑誌の名前は「マンガ少年」でしたが。
モニターでは白黒テレビ時代のパーマンとオバケのQ太郎を上映。
当時の番組のオープニングテーマはスポンサーコマーシャルと一体だったことが伺えます。
後半では声優の方や漫画家・作家の方のサインとF先生へのメッセージを壁一面に掲示。
いかに藤子作品が人々に影響を与えているかを垣間見ることができます。
そして出口付近には「なりきりスペース」。
ここだけ写真撮影OKです。
(※ただしスタッフの方はシャッターを押してくれませんのでご注意)
なりきりパーマンやのび太の部屋、F先生の部屋、おばあちゃんの思い出、どこでもドアのオブジェなどと一緒に写真を撮ることが可能です。
会場出口の扉はどこでもドア。ここを抜けるとおみやげコーナーです。
(※どこでもドアをくぐると再入場はできませんので注意)
川崎市にある藤子不二雄ミュージアムで売られているものと同じもののようですが、暗記パンを模したラスクや人形焼き、マスコットなどを買うことができます。
まとめ
とにかく感動の一言です。
特に本物の「少太陽」を生で見られたのが一番良かった。あれは本当に「宝物」といっていいくらいの荘厳さがありました。藤子不二雄の原点をその目で見ることができ大変満足です。
もうすぐ終了してしまいますが、ご興味のある方はぜひ行ってみてください。
生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展 概要
期間:2014年7月19日(土)〜10月5日(日)
会場:大阪 梅田 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
開館時間:10:00〜20:00(最終入館 19:30)