2010年のiPhone4発売以降、国内のスマートフォン市場は爆発的な広がりを見せ、ここ数年の間に発表された携帯電話の新機種はほぼ全てスマホとなりました。
それに伴いWEBサイトのスマートフォン最適化、およびスマホ向けコンテンツ(アプリ)の需要が飛躍的に高まっていることと思います。
近頃ではスマホ向けSEO対策についての話題もちらほら聞こえてきますが、
Googleの見解ではPC・スマホ・タブレット、各デバイス毎のSEOは必要ない
というのが本当のところみたいです。
Googleが考えるスマホ検索の世界
検索結果はデバイス毎に区別しない
同じ検索結果を出す。
レスポンシブウェブデザイン(RWD)
1つのURLであらゆるデバイスに最適化されたサイトのことをいいます。
例.スクリーンサイズに合わせて動的に変化させる
バージョン(版)違いは全部まとめて1サイト扱いとする
URLではなく情報単位(entity)で扱うという発想。
例.PC用、iPhone用、アンドロイド用
3デバイス毎にサイトがあっても、内容が同じであれば同じものとして扱われる。
例.プレスリリース掲載ページ
html版とPDF版の2つをアップしていたとしても、同じものとして認識される。
ただし例外(スマホとPCの検索結果が異なる場合)もあり、
スマホのデバイス特性に則った場合
例.「コンビニ 永田町」で検索した場合、PCだと結果が出ないが、現地(永田町)で検索すると近辺のコンビニがヒットする(GPS機能)
パーソナライズ検索
Google・YAHOO等のアカウントにログインしている状態で検索した場合、ユーザー・デバイスによって検索結果に違いが現れる。
キャリア・デバイスによる違い
iOS・Android・Windows Phoneによって順位が異なることがある。
結論
Googleとしては、RWD=検索結果の順位を決める判断にはならないとしています。