3月も最終週に入り、不動産屋・引っ越し屋さんはピークを迎えているかと思います。
そんな中、4月から親元を離れ一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。
今回は【一人暮らし歴15年】のベテランとして、4月から一人暮らしを始める予定の新大学生・専門学校生向けのアドバイスを10点ご紹介したいと思います。
1.部屋選びは慎重に。多少高くても都心部に住め
経験則になりますが、私の通っていた大学は山の中にある「クソ田舎」でした。
部屋を決める際、私も両親も全くの未開の土地だった為、大学から紹介された不動産屋で、大学から徒歩25分ぐらいの所にある物件に決めました。
徒歩25分といってもその間に何かあるわけでは全く無く、ただひたすら田舎道(しかも結構な急こう配の坂)が続いているだけでした。
近くにスーパーがあったので何とか生活できましたが、
- 近くに飲食店(吉野家など)がない
- 繁華街に出るまで1時間、電車代は片道700円かかる
- バイトできる店が無い
- そもそも車がないと生活できないような場所
という環境だったので、学生時代は完全に「詰み」ました。
就活の時が特に悲惨で、交通費でこれまでコツコツ貯めた貯金をほぼ全て失いました…
よって多少大学から遠くなったり家賃が高かったとしても、ある程度都心部に住まれることをおすすめします。
2.最初荷物はそんなにいらない。自然に物は多くなってくる
引っ越ししたての頃は最低限の荷物だけで大丈夫です。生活していく中で自然と物は多くなっていきます。
3.初めから食器や調理器具を揃えようとするな
鍋やオーブントースター、菜箸にお皿、包丁など台所周りの器具は何かと揃えたくなりますが、余程の料理好き以外はかなりの確率でそれらはホコリを被ることになるでしょう。私のおすすめは
- フライパン(汎用性バツグン)
- 小さい鍋(ラーメン用)
- しゃもじ
- 炊飯器
- 電子レンジ
ぐらいで十分です。
冷蔵庫や電子レンジは一人暮らし用のアパート・マンションだと付いてくる場合もあります。
不動産屋さんと相談してみてください。
あ、オーブントースターは始めこそパンを焼いて食べますが、そのうちそのまま口に運ぶようになります(笑)
4.部屋はものを置くと思いのほか狭くなることを心掛けよ
不動産屋さんと物件をまわると「おっ、広いじゃん」と感じるかもしれませんが、
そこに物を置くと、思いのほか狭くなります。特にベッド。
始めのころは布団で様子をみた方が良いかと思います。
5.何かあったときの為に近所の病院・役所・警察(交番)の場所は把握しておこう
大学でも健康診断はありますが、一部の科目のみです。歯科検診はありません。
家から一番近い「歯科医院」の場所は把握しておきましょう。
6.できるだけ自炊をするべし。節約にもなる
自慢じゃありませんが、私の大学時代の月々の食費は約13,000円でした。
雑費(洗剤、ティッシュなど)を入れても20,000円までに抑えるように心掛けていました。
秘訣はもちろん「自炊」。朝は1袋6個入りバターロールを2個。(3日持つ)
昼は昨晩多めに炊いたご飯でおにぎりを持参。
夜はご飯を多めに炊いてスーパーで買ってきた惣菜と併せた夕食。慣れると以外とどうにかなります。
7.冷凍食品は捗るぞ
餃子やエビフライなどの冷凍食品を安い時にまとめて買っておき、ご飯のおかずにすると食費がかなり抑えられます。
8.ご飯を多めに、おかずは少なめに
おかず(惣菜)は何かとお金がかかるので、一つ買って2日に分けて食べる。またしゃけほぐしやなめ茸、ふりかけ、ごはんですよなどを常備しておけば、ご飯を多めに食べることで食費が抑えられます。
9.掃除はこまめにしよう
ワンルームの場合、脱衣所と兼用となるためすぐに汚れが溜まります。特に「毛」。
掃除は毎日するようにしましょう。
10.夜更かしをしない
私が学生だった10年以上前はネットがそこまで普及していなかったせいもあり、テレビが主な娯楽でした。
チャンネル争いする相手もいなく、風呂の時間も決められていなかったので興味のある番組を片っ端から観続けた結果、1限目の講義に遅れることが多くなり、遂には出席日数が足りなくなり単位を落とす結果に…(泣)
夜は遅くても2時までには寝ましょう。
いかがでしたでしょうか。
4月からの新生活の一助になれば幸いです。