どうも、趣味は古本集め(漫画オンリー)のtransamです。
先日twitterに投稿した下記、
BOOKOFFでてんコミパーマン6巻(昭和59年発行初版)買って値札シール剥がしたら、下からそれよりも安い値段が出てきた。足もと見てるなー( ̄^ ̄)昔は「古い」「汚い」本はすべからく100円だったのに。 pic.twitter.com/cya9PIcdby
— transam@役立つ情報 (@yakudatsujoho) 2016年3月3日
について、もうちょっと掘り下げて書いていこうと思います。
この間ちょっと遠くまで買い物に行った際、たまたまBOOK OFFを見つけて入ったところ、てんとう虫コミック(主にコロコロで連載している漫画の単行本レーベル)のパーマン6巻(昭和59年発行の初版)を見つけたので、BOOK OFFにしてはちょっと高いなと思いつつ購入。
家に帰って値札シールを剥がしたところ、下から旧値が登場! どうやら当初は250円で販売していたものを、上から310円の値段に張り替えたらしい。そのシールもなんかBOOK OFFらしからぬ仕様でした。
ここからは勝手な想像ですが、
「これ今まで普通の値段で売ってたけど、F先生の漫画やから人気あるし、しかも初版や。多少値段上げても欲しい人は買うやろ」
となって値段を変えたんじゃないかと。
まあ私がその「少々値が張っても買う」人間だったわけですが。
なんかBOOK OFFがまんだらけみたいになってさびしいですね。
あちらは古い本でも人気作、有名な作者の作品、希少本なんかは高値で買取・販売されています。
以前まんだらけに売りに行った時に、店員さんが本に付いているISBNを端末にかざして、その場で買取価格を口頭で教えてくれたことに衝撃を受けました。きっと在庫数や希少本なんかの情報がデータベースで管理されてるんですね。
とくにビックリしたのが、あるムック本を査定してもらっていた時、「あ、これ特典の下敷きが付いていないので査定額100円になります」と言われたこと。特典まで管理しているのかと。
少し話がずれましたが、希少本に値打ちをこいて売るのはBOOK OFFらしくないなあと思ったわけですよ。
BOOK OFF創業の経緯
こちらの記事にもある通り、昔は古本の買取・販売は目利きが必要とされていた商売でした。
「この本は希少価値がある」
「帯があると高値になる」
などきちんとした価値基準がちゃんとあり、創業者の方も始める前は「難しいビジネスだな」と感じていたようです。
◇本がきれいかきれいじゃないか
ならば、従来の古本屋さんとは真逆に、目利きを必要とせず、本がきれいかきれいじゃないかの判断だけで、買取・販売価格をつくろうと考えました。その1つが、仮に定価1000円のきれいな本を100円で仕入れて、500円で売るという方法です。
また、同じ本が3冊以上たまったら100円にする。他にも研磨機の使い方や在庫処分の仕方などをマニュアル化し、あらゆる業務をパート・アルバイトで運用できるようにしたのです。
となると本来の同社のビジネスモデルではなくなったのかなと。
なんかモヤモヤした気分になったので思いつくままに書いてみました。
まあ多少高くてもF先生の漫画であれば今後も買い集めていこうと思います。
参考
http://b-chive.com/reason-for-the-book-off-successful-business-model-simple/