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2015 SW 和歌山旅行その2 本州最南端の地、串本町 潮岬に到着
和歌山の旅2日目の朝を迎えました。
時刻は午前7時前、窓から差し込む朝日で目が覚めました。
休みの日に二度寝せずこんなにスッキリ起きられたのは何年ぶりでしょう…。
気持ちが良いので朝の散歩に出かけてみました。
ライダーハウス前のキャンプ場です。
ここで初日の出を見たらさぞかし感動するんでしょうね…
本日は紀伊大島に行きます。
潮岬の隣りの島。道路がつながっています。
島内の道路は一本道。
東の端、トルコ記念館の近くまでやってきました。
ここからは歩きです。
1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」は帰国の途中、和歌山県樫野崎(現:串本町)で台風に遭遇し、船が大破して沈没。乗組員600名以上が嵐の海に投げ出され、500名を超える死者を出す、当時としては世界最大規模の海難事故となりました。このとき地元住民たちは、台風の高波の中に身を投じて漂流者を助け上げるなど、献身的な救助活動を行います。これによって乗組員69名の命が奇跡的に救われたのです。見ず知らずの外国人を命がけで助けた彼らの行動はトルコ国民に感銘を与え、今ではトルコの教科書にも取り上げられて後世まで伝えられています。このことを記念して建てられたのがトルコ記念館です。
ちなみに今年2015年は、日本・トルコ友好125周年の年です。
それを記念して、年末にこの事故を題材にした映画「海難1890」が公開されるそうです。
昭和12年に完成した「トルコ軍艦遭難慰霊碑」
トルコの初代大統領「ムスタファ・ケマル・アタテュルク」の像
樫野埼灯台(かしのさきとうだい)に着きました。
日本で最初の石造灯台です。
灯台から眺める景色は最高です。
ここがトルコ記念館です。
続く。
2015 SW 和歌山旅行その4 橋杭岩(はしぐいいわ)に行ってみた